本番に弱いと感じる陸上選手へ|練習通りに走れない原因とコンディショニング事例
練習は調子いいのに、本番で体が動かない理由|陸上選手の施術事例
練習では動けている。
日々の体のケアやメンテナンスも、しっかり行っている。
それでも、レースになると体が重く、思うように動かない。
「疲れは取れているはずなのに、なぜか体がついてこない」
これは、種目を問わず多くの陸上選手が抱える悩みではないでしょうか。
今回は、
- 大学陸上部選手
- 高校陸上部選手
練習での調子は良いのに、本番の結果が思うようにいかなかった…という
「まずは心と体の疲労をしっかり抜きたい」と来店された2人の選手について、共通して見られた原因と、実際に行ったアロマコンディショニングの施術事例をご紹介します。
「調子が悪い」の正体は、筋疲労だけじゃないことがある
- 体が重い

- 足が思うように上がらない
- 背中の張りが抜けない
こうした状態を見ると、
「筋肉が硬い」「疲労が抜けていない」と考えがちですよね。
もちろん、それも間違いではありません。
しかし実際には、筋肉そのものの疲労だけではなく、体をコントロールしている自律神経や呼吸の状態が大きく影響しているケースもあります。
メンタルの緊張が、体の動きに与える影響
- 結果を出さなければ!
- 調子を上げなければ!
選手にとって、とても自然な気持ちですよね。
でも、その想いが強すぎると、自分で自分にプレッシャーをかけてしまっていることになり、無意識のうちに身体は緊張状態に入りやすくなります。
緊張が続くと
- 呼吸が浅くなる
- 背中や胸まわりの筋肉がこわばる
- 力が抜けにくい状態が続く
その結果、
体幹の連動がうまくいかない → 足を上げる動きが重く感じる
といった変化が起こります。
これは『性格』の問題ではなく、脳の仕組みによる『生理現象』で「脳や自律神経のコンディションミス」とも言えます。
『メンタルの弱さ』『心の強さ』として「気合が足りない」と評価する時代ではありません。その理由をこちらで解説しています
▶努力が結果に結びつかない理由ー「メンタルが弱い」で片づけていませんか?
この状態では、筋肉をいくらほぐしても、
「疲れが取れない」「なぜかスッキリしない」「すぐ戻ってしまう」
という感覚が残りやすくなることがあります。
今回の選手たちに共通して見られたポイント
今回ご紹介している陸上選手2人は、練習では良い動きができていたとのこと。
そのため、筋力や技術そのものに大きな問題があるとは考えにくい状態でした。
気になったのは
- 体は動くはずなのに動かない
- 自分の感覚と体の反応が合わない
- レースが近づくほど体が重くなる
といった、練習と本番での「心と体のズレ」が見られる、というところでした。
「休んでいる=回復できている」わけではない
調子が上がらない原因を
「疲労が溜まっているから」と考え、体のケアやメンテナンスを丁寧に行う選手は多いと思います。
十分な睡眠をとることも、とても大切。
ただし、心身が緊張したまま、つまり“戦うモード”のままでは、いくら休んでも回復は進みにくい…ということは、ぜひ知っておくべきです。
今回の選手たちのように、メンタルの影響が身体に出ている場合は、まず体を”回復モード”に切り替えること必要があると考えられます。
体のケアだけでは補えない部分が出てくる理由
ここまで読んで、
「体のケアはきちんとやっている」「セルフケアも続けている」「それ以上どうすれば?」
そう感じた方もいるかもしれません。
実際、今回の2人の選手も、日々のセルフケアを怠っていたわけではありませんでした。
ただ、無意識の緊張や焦り、それによる呼吸の浅さ、神経の高ぶり…といった部分は、自分一人ではきづきにくく、調整しづらいものです。
だからこそ、体のケアだけを続けていても
「また同じ状態に戻ってしまう」
ということが起こります。
心の負荷による体への生理的反応(自律神経などへの影響)を調整するには、どうするか?
ひとつは、カウンセリングやメンタルトレーニングを実施すること。これはとても有効的です。
ですが、デメリットとして時間がかかってしまう・・・
もし、時間をかけずに神経の高ぶりや緊張を緩和するものがあるとすれば…心と身体を”回復モード”に切り替えるものがあるとすれば…活用できそうですよね。
香りは、思考(大脳新皮質)を介さず、ダイレクトに自律神経(大脳辺縁系)にアクセスできます。
嗅覚は、香りを嗅いでからわずか0.2秒で脳(大脳辺縁系)を刺激することができるため、心身ともに神経の高ぶりを鎮め”回復モード”へと切り替える即効性が期待できます。
アロマコンディショニングが役立つ理由
アロマコンディショニングは、嗅覚刺激を活用することで心と身体へ同時にアプローチし、パフォーマンスを発揮できる状態へと回復を促します。
例えば、遠征先や合宿先など慣れない環境での「睡眠不足」や「緊張」に悩む場合。
宿泊施設で「いつもの香り」を嗅ぐことで、脳をホームの状態(安全な状態)へと書き換えることができるという、環境適応ツールとしても活用が可能です。
心の状態が身体へも影響を与えている場合は、香りを活用して副交感神経を優位にしながら体のメンテナンスを行うことで、心身ともにより早く回復を促すこともできます。
そのため施術の前に、今の体の状態だけでなく、最近の練習状況やレース前後の気持ちの変化など、心の状況を丁寧に伺っています。
それは、調子が上がらない原因が、体の一部分ではなく、心の状態や体の使われ方の積み重ねに隠れていることが多いからです。
香りとタッチを使ったアロマコンディショニングは、神経系に働きかけ、嗅覚刺激により情緒やホルモンバランスの最適化を目指し、心と身体を同時に”回復モード”へと導きます。
その結果
- 呼吸が自然に深まる
- 背中の張りが和らぐ
- 足の動きが軽く感じられる
といった変化につながっていきます。
最後に
調子が上がらない時、「もっと頑張らないと」「自分が弱いからだ」と自分を責めてしまう選手は少なくありません。
でも、体がうまく動かない時には、体の疲労という問題だけでなく、心と回復のスイッチが噛み合っていないだけ、こともあります。
コンディションを整える方法は、ひとつではありません。
今の状態に合ったケアの選択肢として、アロマコンディショニングという方法があることを、どこかで思い出してください。
もし、
「ちゃんと頑張っているのに結果につながらない」
そんな悩みを抱えている選手や、見守っている保護者や関係者の方がいれば、体だけでなく、心と回復の状態も一度立ち止まって見直す時間があってもいいのかもしれません。
▶個人サロン「Aroma Conditioning Space Alam(アラム)」について
どのスポーツケアにおいても共通して言えることですが、施術による影響は人それぞれで個人差があることをご承知おきください。
今回ご紹介した選手は、複数回アロマコンディショニングケアを受けておられるので、選手の状態を理解でき必要な施術を施すことができました。
最高のパフォーマンスを生み出すために、アロマコンディショニングケアを継続して受けることをお勧めします。
小林 知子【こばやし ともこ】
スポーツのパフォーマンス最大化へ | アスリートアロマコンディショニング専門家・講師
\ 心身の疲労を根本から回復し、自己ベスト更新をサポート /
- アスリートの疲労回復と睡眠のスペシャリスト
- ケガしにくく本来の力が発揮できる身体づくり
- 立命館大学 客員研究員
- 国立大学・高校・教育委員会での講師活動
- AAC協会認定講師(アスリートアロマトレーナー講座、パパママトレーナー講座、熱中症対策講座)
- プロ選手・五輪代表含む個人選手サポート
- 甲子園帯同サポート
滋賀県を拠点に 関西全域で活動中。そして全国へ!!
選手やチームのサポート、講師活動は可能な限り広げていきますので、インスタのDMやLINEからお気軽にお問い合わせください
