冷え性を改善!症状や予防法を知ろう
特に女性に多い「冷え性」
- 冷え性の症状って?
- 冷え性の原因は?
- 冷え性の対策法や予防法は?
と、気になることは多いですよね。
「冷えは万病の元」と言われるので、放置しないことが大切です。
「冷え性」について理解を深め、ご自身に合った対策法を見つけていきましょう♪
「冷え」を知ろう
「冷え」には、「冷え性」と「冷え症」の2種類あると言われます。
それぞれの原因や症状を見てみましょう。
2つの「冷え」
冷え性
体質的な影響もありますが、特定の原因がなく身体が冷えている状態
その原因として考えられるものは以下の通りです。
血液循環の悪化、筋力不足(筋力低下)、栄養不足(食生活、鉄分不足)、自律神経の乱れ、基礎代謝の低下、ホルモンバランス、喫煙、ストレス など
冷え症
病気など特定の原因で起こり、一時的に体が冷えている状態
その原因として考えられるものは以下の通りです。
動脈硬化、甲状腺機能低下症、低血圧 など
今回は私のお客様のお悩みにも多い「冷え性」にスポットを当ててお話を進めます☺
「冷え性」の症状
- 手足など末端の冷え
- 身体のこわばりや痛み
- 月経の乱れ
- 疲れやすい
私のお客様に多い症状が、上記のとおりです。
まずは「手足など末端の冷え」は、一般的な症状で手や足が冷たく感じられる人が多いです。寒い日や寒冷地などで、他の人より寒さを感じやすいことも多いようです。
寒冷刺激に過敏なため、冷たさによって筋肉や関節がこわばりを感じやすくなり痛みを伴うこともあります。
また、身体が冷えるということは血行不良である状態、さらに交感神経が刺激されるためにホルモンバランスが乱れる可能性が高いために「月経不順」の原因となる場合があります。
これは、学生さんにも多い症状で「月経不順」や「月経痛」の原因を探っていくと身体の冷えも要因の一つ・・ということは多々あります。
月経不順と冷え性の関連については、また別の投稿でお話しますね☺
最後の「疲れやすい」については、意外かもしれませんが「疲れがとれない」「翌日に疲れが残ってる」とお話される方で、冷えも気にされていることも多いです。
「冷え性」の原因
細かな原因を探る前に「冷え性」の大きな原因は2つ!!それは
- 血行不良
- 体温調節機能の低下
ちょっと詳しく見ていきましょう。
冷え性の原因①「血行不良」
血液がスムーズに流れないことが一因です。
寒冷な環境では、血管が狭くなり身体を守るための反応が起こりますが、同時に血液の流れが悪くなる要因でもあり、血液循環が悪いと、体内の熱が十分に行き渡りません。
特に手や足先に十分な血流が行かないことで、手足が冷たく感じられ全身に酸素や栄養が十分に供給されず、代謝が適切に行われにくくなります。
さらに、寒冷な環境では、血液の粘り気が増したり筋肉が縮みやすくなることで、さらに血液に流れを阻害することに繋がっています。
冷え性の原因②「体温調節機能の低下」
体温を調節する神経や機能がうまく働かなくなることがあります。
体温調節にはエネルギーが必要で、このエネルギーは代謝によって生み出されます。
冷え性の人は基礎代謝が低下しやすいため、十分なエネルギーが確保されず、体温を保つのが難しくなります。
また、体温調節には複雑な神経系の調整が関わっていますが、冷え性の人はこの調節機能が弱まり体温の変動に対応できないことがあります。
さらに、 ストレスや疲労によるホルモンバランスの乱れが、体温調節機能を妨げる一因ともなります。
冷え性対策
1.身体を温める
「わかってるよ」と言われそうですが 笑
重ね着や温かいアウター、手袋や厚手の靴下を着用し、暖房器具を有効に活用しましょう。
カイロや温熱パッドなどで、局所的に体を温めることも有効ですし、寝る前に温かいお風呂に入って全身を温めましょう。
お風呂で、ジンジャーやブラックペッパーの精油など血行促進が期待できる精油を使ってアロマバスソルトを使用することも効果的です。
2.適度な運動
軽い運動は体温を上げ血行を良くします。定期的なウオーキングやスイミングなどの有酸素運動がおススメです。
筋肉をほぐし血行を改善するストレッチもおススメです♪
3.温かい飲み物の摂取
水分補給には、ハーブティーや温かいスープなど選んでいただいてはいかがでしょうか♬温かい飲み物は体内から温まり、血行を促進します。
4.アロマオイルでセルフケア
ご自身のセルフケアに精油をブレンドしたアロマオイルマッサージがおススメ☺
オレンジやマンダリンなど血行促進が期待できる精油でアロマオイルを作って、手足やお腹など冷えやすい部分のセルフマッサージが効果的です。
冷えの予防法
1.栄養バランスの良い食事と適切な水分摂取
栄養バランスの良い食事は身体の機能を維持し、冷え性に対抗するために必要なエネルギーと栄養素を補給できます。
鉄分やビタミンB群を含む食品(赤身の肉、豆類、緑黄色野菜など)を摂ることで、代謝のサポートに繋がるようです。
また、水分不足は血液の循環を悪化させるため、十分な水分を摂るように心掛けましょう。
2.規則正しい生活習慣
規則正しい睡眠習慣を作り、良質な睡眠を心掛けることで体温調節機能が向上します。
アロマディフューザーでラベンダーやオレンジなど心地よい香りを拡散させて、寝る前にリラックス効果を得ることで質の良い睡眠に繋がります。
3.ストレス管理
ストレスは血行不良を起こす原因の1つなんです・・・。
運動やアロマテラピーなどを取り入れて、心身共にリラックスする習慣を取り入れることをおススメします。
アロマトリートメントを受けることで、血行不良以外のストレスによる様々な症状も緩和します。
4.定期的なアロマオイルマッサージ(アロマトリートメント)
髪の毛のお入れ同様、心身のメンテナンスもとても大切で、慢性的な冷え性は一度のケアで改善することは難しいです。
アロマオイルマッサージは直接肌に触れ手の温かみを感じながら筋肉を動かすことができるので、リラクゼーション効果が高く筋肉の凝りや緊張をほぐしながら血液循環を良くして体温を上昇させます。
また、精油(アロマ)がもたらす心地よい香りは心身をリラックスさせストレスや疲労を軽減させるだけでなく、感覚器官を刺激して精神的なリフレッシュをもたらし、ポジティブな気分にしてくれます。
♬アロマオイルマッサージは、Alamでもご予約受付中です♬
まとめ
「冷え性」で悩む女性は多いです。
私の施術を受けて下さるお客様からお話を聞く中で「冷え性」を軽く考えている人が多いな・・・という印象を受けています。
「冷えは万病の元」と言われる通り、冷えを侮るなかれ!!です。
また、「がん細胞は35度くらいの体温で増殖する」という研究結果があるため、アメリカのがんセンターでは体温を上げるために運動するという治療法があるともいわれます。
「基礎体温を1度上げることで免疫力は5倍になる」といいます。
ということは、身体が冷えている人は免疫力が低下している状態にあるということ。
やはり少しでも健康な生活を送るためには、対策が必要だと考えます。
実は私も同じ悩みを持つ一人・・・
だからこそ、いっぱい勉強してなんとか改善できないか??と日々勉強して対策や予防法を実践中。
私はアロマセラピストだから、精油を使う対策法や予防法が多いですが、一定の効果を感じているのも事実です。
冷え性の原因は、個々で違いますので、お悩みの症状や生活習慣などじっくりお話を伺いながらアロマオイルマッサージを施すことがとても効果的です。ご自身でのセルフケアなどもお伝えしていますので、プライベートサロン(Aroma Conditioning Space Alam「アロマコンディショニングスペース アラム」)にご来店の際はご相談下さいね。
そんな自分の経験やお客様の声を元に、色んな情報をみなさんにお届けできたらと思います☺
最後まで読んでくださりありがとうございました!!