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成長期の「膝が痛い」「成長痛」家庭でできる対処法

 
成長痛の家庭でできる対処法
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成長期の「膝が痛い」「成長痛」家庭でできる対処法

小学校高学年から中学生くらいでスポーツしてる子どもに多い「膝の痛み」

 

「それ『成長痛』だから仕方ないよね」と思ってませんか?

「仕方ない」なんてことないです。

家庭でもできることいっぱいあります。

痛みの予防もできるので、ちょっとお話します☺

子供が「膝が痛い」と言ったら、どこに行けばいいの??

まずは整形外科(病院)に行きましょう。

身体に痛みが出た時の駆け込む場所の選択肢として「整骨院」「整体院」「鍼灸院」「マッサージ院」などありますが、初めての痛みなら「整形外科(病院)」がおススメ。

さらにその整形外科が「スポーツ整形」を得意としている病院なら、さらに◎

なぜ病院か??

それは「骨や靱帯に異常がないか診察してもらうため」です。

そのためにはレントゲンを撮り医師に診てもらう必要があります。

成長期は、発育発達上の原因から膝に痛みが出る場合があります。

特にスポーツに励んでいる子供さんに膝の痛みが発症している場合「オスグッド病」である可能性が高いですが、素人の勝手な判断は禁物。痛みの原因や身体に何が起きているのか??しっかり診断してもらいましょう。
たとえそれが「成長痛」で、痛みが自然に治まることもありますが、痛みが悪化したり後遺症が残る可能性もあります。

  • 安静にする
  • アイシングする

家庭でできる対処法はもちろんありますが、痛みがあるということは、身体から何らかのサインが出ている…ということ。

そのサインを放置せず、骨や靱帯に異常がないか病院でレントゲンを撮ってもらいましょう。

私のアロマサロンもスポーツケアが得意なので、病院行く前に身体のケアを希望する選手が多いのですが、

  • 初めての痛み
  • 前から痛かったが強い痛みに代わってきた
  • 腫れや赤みなど炎症反応がある

などの場合は、まず病院に行ってもらいます。

骨に異常がないとわかったら

原因が何かがわかれば、整形外科でリハビリやトレーニングで体を解したり家庭でのストレッチを指導してもらったりと、解決策を教えてくれます。

「しばらく激しい運動は避ける」と言われることが多いようなので、早期復帰を目指して整骨院や鍼灸院などの治療院でさらに治療を受ける選手が多いように感じます。

スポーツ後のケアで「スポーツマッサージ」というと、日本では揉みほぐしや服の上からのドライマッサージのイメージがあるかもしれませんが、欧米では「オイルマッサージ」が主です。

私が施術するアロマコンディショニングケアも「オイルマッサージ」の仲間なので、早期復帰を目指す場合、当店のようなアスリート向けの施術ができるアロマサロンでケアを受けるという選択肢もあります。

なぜ成長期に膝が痛くなるのか?

成長期の膝に痛みが出るスポーツ障害は、オスグッド病、前十字靭帯損傷、半月板損傷、鷲足炎、腸脛靭帯炎などなど多数あります。これだけでも痛みが生じる部位や原因などが違います。

その中でも成長期に多いのは「成長痛」とも呼ばれる「オスグッド病」。

オスグッド病の場合、日々身体のメンテナンスをすることで痛みを緩和したり予防することができます。

オスグッド病って??

膝のお皿(膝蓋骨)の下部に痛みが生じるのが特徴です。

膝関節の曲げ伸ばし(伸展運動)を繰り返し行うと、膝蓋靱帯という膝のお皿からスネ(脛骨)が付いている部分にストレス(負荷)がかかります。

そのストレスが強すぎると、軟骨が引っ張られる・炎症が起きる・剥がれるなどして、膝の下が傷む・腫れる・・となります。

この原因として成長期の背が伸びている時、太ももの骨(大腿骨)の成長に前ももの筋肉(大腿四頭筋)の成長が追いついておらず、前ももの筋肉が突っ張ったような状態になっています。

そこにさらにスポーツで太ももに疲労が溜まると前ももの伸縮性が失われて、膝下の痛みに繋がるのです。

これを放置して、そのまま運動強度を変えずスポーツを続けると、脛骨の骨が引き剥がれて「膝の下が出っ張る」状態になることがあります。こうなると骨が戻ることはなく、大人になっても膝の下が出っ張りが残ってしまいます。

実は私、両足オスグッドでした(´;ω;`)ウッ…

スポーツ大好きで外遊びしまくっていた小6で、膝の痛みを感じるようになりました。

母親に相談しても「湿布貼ったら治る」と言われ、病院には行かずスポーツを続けていました。

その後、中学生になりバレーボールをしていましたが、練習がハードになるにつれ痛みは強くなり、中2の時はちょっと膝に何か当たるだけでも・・・・激痛・・・((+_+))

膝の痛みで部活も休みがちになり練習もあまり熱心にできなかったので、中学最後の試合もほとんど出場することはありませんでした。

いつのころからか、自分の膝下にでっぱりがあることに気づき・・・高校時代は膝が見えるのが嫌で、スカートが嫌いでした。

もちろん今でも膝のでっぱりはのこり、正座や立膝などすると当たることもあります。

スポーツ障害の予防ケアをしている私が、当時の私を振り返ると「小6の時にケア受けに来たら良かったのにね・・・」です。

スポーツ障害は痛みが出る前から日々のケアをすることで、しっかり予防できます。もっともっと早く知りたかった・・・自分の母親にも早く知ってほしかった・・・

そうならないように、今からしっかり予防ケアすることをおススメします!!

ケガの予防法は??

スポーツ現場でのケガは、予期できない突発的なケガ(例えば衝突による骨折…など)もあるのですべてが予防できるとは限りませんが、予防できるものがあるなら予防したいですよね!!

特に、成長期に多い「スポーツ障害」の原因は「疲労の蓄積」「オーバーワーク」。

オスグッド病も、疲労の蓄積が原因で筋肉の柔軟性が失われて膝下に痛みが生じるので、練習の疲れをしっかり癒して、痛みを緩和し悪化を防いでいきましょう!!

ケガ予防のポイント

  1. 睡眠
  2. 栄養
  3. 心身のケア

この3つにつきます!!

1.睡眠

睡眠は、人間の疲労回復になくてはならない行程。

脳や身体を休めるだけでなく、睡眠中に成長ホルモンが分泌されて骨や筋肉の回復や成長に影響を与えます。いかに「質の良い睡眠」をとるか!?は回復力にもかかわってきます。

私が関わっている中高生アスリートに「睡眠はとれているか?」と聞くと、間違いなく「とれています」と答えます。

でも、話を掘り下げて聞いていくと

  • 布団に入ってからなかなか寝付けない
  • 途中で目が覚める
  • 日中眠気がある

と話す選手が多く、特に試合前やメンバー選考の時期、練習がハードに感じるときに、睡眠の質が低下している可能性があると感じています。これらの時期は、身体も心も競技のことが頭から離れないため、自律神経の切り替えがうまくできず交感神経が優位になりっぱなし・・・という可能性もあります。

良い睡眠をとるためには、布団に入る前には心身ともにリラックスモードに切り替えて睡眠環境を整えることをおススメします。

睡眠の質が悪く、判断や身体機能が低下してケガをする・・・こんなことが本当にあるので、今日からでも意識して質の良い睡眠がとれるサポートをしてあげたいですね。

自律神経の調整や質の良い睡眠のためにアロマ(精油)の活用はとても有効です。

2.栄養

スポーツするためのエネルギー源として、また成長期は身体づくりの材料として、食事からの栄養摂取は欠かせないもの。

だから、練習や試合の後はしっかり食事!!ですが、ただ食べる・・・だけではなく、消化吸収してこそエネルギー源となり身体づくりの材料となります。

栄養に関して中高生に多いお悩みは

  • 夕食から就寝までの時間が短い
  • 食が細い、食べない

で、部活動から帰宅するのが遅いことが原因で、寝るまでの時間が短く食べたものを消化しないうちに就寝し身体全体の疲労回復が遅れる可能性があります。

また、練習後の疲労が強すぎるときや、興奮・緊張・不安などメンタルの影響で食欲がわかない・・・という場合もあります。

私の息子が中学生の時は、チームの指導方針で身体を大きくするために大きな弁当箱にご飯とおかずをパンパンに詰めて練習に行かせていましたが・・・食についてはいろんな考え方や指導方針があるようです。

「食育」「食トレ」などの言葉がありますが、食に関しては食のスペシャリストの指導や書籍などを参考に、栄養バランス満点の食事を作ってサポートしてはどうでしょうか?

食事は身体の土台を作るもの!ケガ予防には欠かせない要素です。

よかったら、私が信頼している栄養コーチをご紹介します(^^)/

食べたものの消化吸収を促すサポート、実はアロマ(精油)が大活躍するんですよ♪

3.心身のケア

スポーツ後の身体は疲労状態。

疲れた体をそのままにせず、クールダウンやストレッチをしてケアすることで疲労回復が早くなります。

が・・・中高生のスポーツ障害が多い原因には「ケア不足」も入ってきます。

特に中高生は頑張りたい年頃なので、多少の疲れや痛みは我慢してプレーし続けたり「寝たら復活する」と自分自身の回復力を過信する選手が多いので、身体のメンテナンスは定期的に行うことをおススメします。

整体院、接骨院、トレーニングジムなど、スポーツ後の身体をメンテナンスしてくれるところはたくさんありますので、子供さんに合うケア方法を見つけてしっかりメンテナンスしていきたいですね。

疲労が溜まる場所として「筋肉」もちろんです。でも他にも内臓、脳、精神面などなど、身体の中では見えないところも疲労していますし、疲労が原因で自律神経やホルモンのバランスが乱れ、回復に重要な免疫機能にまで影響が出ることがあります。

このような状況を防ぐためには、筋肉、内臓、脳、メンタルなどの疲労、また自律神経、ホルモン、免疫などの調整までが一度のケアで行えるアロマコンディショニングケアがおススメ。

治療院やトレーナーの運動指導と併用して活用する中高生が多いです。

家庭でのセルフケア方法が学べる講座も開催しているので、興味がある方はお問合せくださいね。

スポーツをがんばるわが子へ、家庭でできる10分ケアが学べる講座『パパママトレーナー講座』

まとめ

ケガで辛い思いをしてほしくない

幼少期からスポーツを始めて、才能があるからと頑張り続け・・・

いざ大事な本番前でケガをした・・・

では、これまでの努力、何だったの?と感じてしまうかもしれません。

そのケガが完治して、完全にケガする前の身体に戻るかというと、そうではない。

これは、わが子のケガや私がケアサポートしている選手たちを見て感じていること。

成長期のケガが、将来に与える影響は大きすぎます。

中には競技を断念する選手、スポーツ自体が嫌いになる選手も見てきました。

そうならないために、日頃からのケガ予防、できることはやっていきたいですね。

選手それぞれに合う形で、ケガなく全力で競技に向き合うために、最善の方法が見つかることを願っています。

私の息子で、ケガに悩まされ続けた子がいます。

大事な時期に大きなケガをして、たくさんのチャンスを逃してきました。

これまで必死に野球の練習に励んできた息子は、きっと辛かったでしょう。その姿を見ているのも、何もできないのも、とても辛かった。

そこから脱却したくて、今の仕事をしています。だから、中高生でスポーツに打ち込んでいる選手たちには、勝手に熱い想いがあって 笑

暑苦しいくらいにサポートしたいって勝手に思っています。私にサポートできることがあれば、思い切ってご相談いただければ幸いです。

学生アスリートサポートについて

小中高生のケガ予防とコンディショニングサポートを行っています。

アロマコンディショニングケア(心身のアロマオイルケア)の施術と、生活にアロマを活用することで睡眠や栄養、身体のケアを効果的に行えるよう

  • 睡眠の質up
  • 効果的な栄養摂取
  • ケガしにくい体づくり

を目標にサポートしています。

また「コンディショニング」について、高校や大学でも特別授業として講義を行っていますので、チームの選手や保護者の方向けにお話しすることも可能です。

私は「アロマコンディショニング」という形でアスリートをサポートしていますが、アロマだけを取り入れてください!とは決して言いませんし、必ず身体のメンテナンスを受けてください!とは言いませんので、ご安心ください。

  • 選手が抱えている悩みは何か?
  • 今はどのような状況か?
  • それに対してどんな取り組みをしているか?
  • どんな目標を持っているか?

など、ヒアリングしていきますので、今の状況を変えていくための最適な方法を一緒に見つけていきましょう。

中には「こんな相談、どこでしたらいいの?」という悩みを抱える保護者の方も大勢いらっしゃいますので、日々悶々と悩み続ける方、ぜひ一度ご相談ください。

遠方の方には、オンラインでコンディショニングについてのご相談を承っていますよ。

★Alamの施術(アロマコンディショニングケア)は、治療行為ではありません★

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