国立大学のゲスト講師として登壇しました

滋賀大学教育学部の『学校保健Ⅰ』のゲスト講師として登壇しました
滋賀大学の大平雅子教授からのご依頼で、2024年度の『学校保健Ⅰ』の授業を5月と6月に計2回担当させていただきました。
将来、学校の教員や保育士を志望する学生、また自身がスポーツに打ち込んでいる学生を対象に、私が、中学、高校、大学の運動部選手をコンディショニングサポートしているという実績と経験を元に『アロマコンディショニング -スポーツに活かすアロマテラピー‐』と題してスポーツマッサージやコンディショニングについての講義を実施しました。
1回目の講義
滋賀大学の体育館にて、主にアロマコンディショニングについて講義を行いました。
スポーツシーンやスポーツ選手に「アロマ」は、なかなか結び付かない人が多い中で、なぜアスリートにアロマが有効なのか、そもそもアロマテラピーってどんなものなのか?なぜスポーツシーンにコンディショニングが必要なのか、などをお話ししました。
講義の後半では一人の学生に協力してもらい、実際に足のコンディショニングケアの施術を行い、施術前と後との変化を体感してもらいました。そのあとには、講義を受けていた学生全員に、自分の足をアロマオイルでセルフケアしてもらい、ケアの効果や必要性を実感してもらいました。
2回目の講義
滋賀大学の校舎にて、実際私がサポートしている選手たちの事例を挙げて、なぜスポーツマッサージやコンディショニングの必要性について講義を行いました。
中高生のアスリートの現状と、身体と心の疲労回復の必要性などをお話し、どのようなスポーツケアの方法があるかを紹介しました。
スポーツケアの中では、まだまだアロマコンディショニングケアの認知が低いが、身体だけでなく心や体内環境へのケアができることをお話しました。香りを活用する方法としてアロマバスソルトを紹介し、講義内で自分の好きな香りを選んで「アロマバスソルトづくり」を実施し、実際に精油を使うことや香りをブレンドすることなどを体感してもらいました。
アロマコンディショニングケア体験会
今回の授業で、アロマコンディショニングケアに興味を持ち、セルフケアではなく第三者からのケアを受けてみたいというご要望を多数いただいたので、講義とは別日に「体験会」を設定し、講義を受けた学生を対象に施術を行いました。
体験会は、1人10分間の足のコンディショニングケアを行い、実際に体育会系の部活動に所属する学生が多く参加してくれました。
足の疲れが取れて軽くなった、腰に痛みがあったが改善された、足首が良く動くようになったなど、様々な感想をいただきました。
講義を終えて
これまで高校でアロマコンディショニングの講義は実施してきましたが、大学生に向けては初めてで貴重な機会をいただきました。
私のアスリートサポート活動の軸に「学生選手のケガを減らしたい」という想いが強くあるため、将来先生になる方たちにこのような講義を実施できたことに深く感謝しております。
スポーツに励む学生自身がコンディショニングへの意識を高く持つことは、自身のケガ予防や疲労回復にはとても重要で大切なことですが、指導者が同じような意識を持ちコンディショニングにも力を入れ練習やトレーニングを行うようになると、さらにケガや故障で悲しい思いをする学生たちが減ると考えています。
学生は体が痛くても「痛い」とは言いません。「痛い」という時には、もうプレーできないくらい「痛い」時なので、すでにケガの領域に入ってしまった身体になっている可能性が高いです。
だからこそ、我慢している状態でケアを施し回復させることが大切で、ケガによる長期離脱も防げると考えています。
第三者からの施術を受けるだけでなく、選手自身の生活習慣を見直したり意識を変えるだけでも効果がありますので、学校の教員、チームの関係者や指導者、学生選手の保護者の方で興味のある方は、ぜひこのような講義を受けていただきたいです。
個別にオンラインで講義を実施することもできますし、学校に出張し授業を実施することも可能です。
講義費用は内容によって変わりますので、ぜひお問い合わせください。
執筆者について
小林 知子【こばやし ともこ】
アスリートの疲労回復とパフォーマンス向上 | アロマコンディショニングサポート
\ スポーツでベストを尽くせる「心と体」へのメンテナンス /
- 疲労回復と睡眠のスペシャリスト
- ケガしにくく最大のパフォーマンスが発揮できる身体づくり
- 高校・大学運動部選手のコンディショニング
- ケアした高校球児は150人以上
- AAC協会認定講師 | 高校・国立大学ゲスト講師
滋賀県を拠点に 関西全域で活動しています